おつきあいくださいまし。
これを今見ているってことはあなたは無事だったんですね。
うれしいです。
生きていてくれるだけでこんなにも嬉しい。
ありがとう。
こわいですね、地震。
わたしの住む地域でも震度5だったんですよ。
かれこれ30年弱生きてますけど、そこまで大きい揺れって幸い体験したことなかったんです。
一番大きいのが電車の揺れですってレベルで。
ほんと幸せですよね。
今も、すごくこわいって思っていて。
実際眠れないなーなんて言ってるけど。
余震も大して大きくないし。
逐一情報が確実に入ってくる。
あったかいところにいて。
あったかいもの食べれて。
いつでも明るく照らしてくれる電気があって。
自分がいつも見慣れている風景のなかで不便なく生活できているんですよね。
これがどれだけ幸せなことか。
家族の無事が自分の目で確認できて、一緒にいることができる。
ぼやき場だったりみくしだったり通い詰めてるブログだったりで安否の確認ができる。
これにどれだけ救われているか。
今のところ、思いつく限りの知り合いの中に命を落とした人がいないんです。
これがどれだけ奇跡的で幸せなことか。
今も避難なさっていたり、避難もできていなかったりしている方もいるのに。
亡くなった方だって大切な人をなくされた方だっているのに。
こんなに幸せなはずのわたしがこわい・つらいと感じている。
いろんな方の心を思うと、胸が張り裂けそうです。
ご家族が見つからなくて「ひとりになっちゃう」と泣き叫びながらテレビの取材を受けている方も見ました。
逃げ惑う人が大きな津波にどんどん巻き込まれていく映像も見ました。
なにかしてあげられないかな…って思っても、何もしてあげられませんでした。
むしろ目をそらしてしまいました。
でもそれも、ものすごい辛いことから逃げられる位置にいるから。
なんて幸せなことなんだろう。
今まで文章を書き連ねる中でしにたいとか屍とかいろいろ書いてきたけど。
とんでもないですね。
今後、一切書かないです。
書けないです。
冗談でも書いちゃいけない。
そんなあたりまえのことに、ようやく気が付きました。
今までごめんなさい。